初めまして 新人のOです!
新人のOです!
8月に入り、暑さもまして参りました。みなさま熱中症などには十分お気を付けください。
ところで、2024年初めに新NISAが始まったこともあり、現在では多くの方が資産運用に関心を持たれているのではないでしょうか。今回は先日8月5日に歴史的な暴落を記録した日経平均について、簡単にその一因を個人的見解のもとでお話させていただきたいと思います。
去る8月5日に日経平均は下落しました。その下げ幅はなんと前週末比4451円余りという記録的なものでした。その要因の一つとして日米の金利の変化が考えられると思います。
日本では、7月31日に開かれた日銀金融政策決定会合において、日銀が追加利上げを発表しました。それにより日本の金利が上昇することとなったうえ、市場では今後の更なる金利上昇を予想する声も多く上がりました。
一方で、同時期の米国では9月に利下げを行う可能性が示唆されました。この結果、日米の金利差は縮小していくことが予想され、その影響で円高が進行しました。
アメリカなどの海外の投資家の立場からすれば、この円高は日本への投資に対して好ましいとは言えません。なぜなら、円高になるとドルを円に換える際に得られる円の額が減少し、同じ1ドルから手に入る日本円の金額が減ってしまうからです。
それにより海外投資家が日本への投資を控え、日本株の価格が下落してしまったと考えられます。これを皮切りにロングポジション(株価の値上がりを期待して株を買う動き)を取っていた投資家も損切りを狙って続々と株を手放し、歴史的な暴落につながってしまったのではないでしょうか。
さて今回は日経平均の暴落の要因についてお話させていただきました。もちろん、今回の株価暴落はアメリカでの株価の低下や、円高によって輸出を得意とする日本企業の業績低下が予想されたことなど、様々な要因が絡み合って起きたことであるという点はご留意ください。
また、松岡会計事務所では相続税対策として資産運用のアドバイスや、法人・個人様の税務対応などをおこなっております。是非お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。