意外な税金
こんにちは!新人のTです。
普段、私たちの生活に身近な「税金」。 消費税や所得税など、毎日のようにお金を払っていますが、歴史をひも解くと「えっ、そんなものにまで!?」と耳を疑いたくなるような奇妙な税金がたくさん存在しました。
今回は、国がお金を集めるため、あるいは社会を無理やり変えるために生み出した、世界の面白すぎる税金の歴史を4つ厳選してご紹介します。
読めば誰かに話したくなること間違いなしです!
1. ひげを伸ばすなら金を払え!ロシアの「ひげ税」
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【国・時代】17世紀末 ロシア帝国
17世紀末、ロシアを統治していた皇帝ピョートル1世は、国をヨーロッパ風に近代化したいという強い野望を持っていました。
当時、ロシアの男性にとって「立派なひげ」は伝統であり誇りそのものでしたが、皇帝は「ひげは古臭い!ヨーロッパ風に剃るべきだ」とバッサリ。
そこで導入されたのが、前代未聞の「ひげ税」です。ひげを生やし続けたい人は、身分に応じた高額な税金を支払わなければなりませんでした。
税金を納めると、その証拠として「ひげのイラストが刻まれた銅製のメダル(納税証明書)」が渡され、ひげ男たちはそれを常に持ち歩く必要があったそうです。実質的な「ひげ禁止令」とも言える、強引すぎる税金でした。
2. 窓を塞いで大増税を回避せよ!イギリスの「窓税」
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【国・時代】17世紀末〜19世紀中頃 イギリス
イギリスで始まったのは、建物の「窓の数」に応じて課税される税金です。 「お金持ちは大きな家に住んでいて、窓もたくさんあるはずだから、窓が多い家からたくさん税金を取ろう」という、現代の所得税のような発想から生まれました。
しかし、これに対して人々が取った対抗策が斜め上でした。 なんと、「税金が高くなるくらいなら、窓をレンガで埋めてしまえ!」と、家中の窓を次々と塞いでしまったのです。
その結果、街中の家々から光と風が消え、室内は真っ暗に。日当たりや風通しの悪化から、病気が流行する健康被害にまで発展し、最終的には廃止されました。 今でもイギリスの歴史的な街並みには、このときレンガで塞がれた「偽の窓」の跡がそのまま残っています。
3. ポテトチップスは贅沢品!? イギリスの「プリングルズ裁判」
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【国・時代】21世紀(現代) イギリス
税金をめぐるガチバトルは、現代でも起きています。 イギリスの消費税(付加価値税)には、「一般的なスナック菓子には課税されるが、ビスケットやケーキなどの食品は非課税」という特殊なルールがあります。
ここで、人気スナック菓子「プリングルズ」の製造メーカーが、税金を安くするために国を相手取って裁判を起こしました。
メーカーの主張: 「プリングルズは、ジャガイモの含有量が40%ちょっとしかなく、残りは小麦粉や米粉です。しかも形が綺麗に整っている。だからこれはポテトチップスではなく、**ビスケットの仲間(=非課税)**です!」
メーカー側は「うちの商品はポテチじゃない」と言い張ったのです。 一時はメーカー側が勝訴しかけましたが、最終的に最高裁判所が「いや、どう見てもポテトチップスだろ」と判定。しっかり課税されることになりました。
4. 実は日本にもあった!明治時代の「うさぎ税」
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【国・時代】明治初期 日本(東京府)
海外だけでなく、実は日本にも変わった税金がありました。それが明治初期に導入された「ウサギ税」です。
当時、日本で空前の「ウサギ飼育ブーム」が到来。珍しい模様や毛色のウサギが、今のお金で数百万円という超高値で取引される、一種の「ウサギ・バブル」が起きていました。中には全財産をウサギにつぎ込む人や、詐欺事件まで多発する事態に。
事態を重く見た東京府(現在の東京都)は、ウサギ1羽につき毎月「1円」の税金を課しました。当時の1円は、お米が何十キロも買えるほどの大金です。
この超大増税によりブームは一気に沈静化し、バブルは崩壊しました。社会問題を解決するために税金が使われた、分かりやすい例です。
■ まとめ
いかがでしたでしょうか? 歴史上の奇妙な税金を見ていくと、「なんとかして税金を逃れたい人間」と、「網の目をかいくぐってでも徴収したい国家」の凄まじい知恵比べが見えてきて面白いですよね。
窓を塞いだイギリス人の執念や、ポテチをビスケットと言い張る現代企業の戦いなど、人間の「払いたくないパワー」はいつの時代も最強のようです。
あなたの身の回りにあるものも、もしかしたら将来、新しい税金の対象になるかもしれませんね!
