大学院と税理士試験の両立

現在、大学院の2年生で修士論文を作成中ですが、昨年も今年も税理士試験を受験したので、仕事と大学院と税理士試験受験が両立(三立?)できるのかについて書いてみます。
職場の理解があれば仕事と大学院は両立できるというのはちらほら聞きますが、さらに税理士試験受験まで、というのはあまり聞きません。
3科目合格してから大学院に通う、というのが多いのかもしれませんが。。。
実際私が通っている大学院は3科目合格されている方がほとんどです。
まず、大学院は1年生と2年生では状況がかなり違います。
1年生は授業が中心で、決まった時間に授業を受講し、それ以外の時間はレポート、発表の準備に四苦八苦。
2年生はほぼ授業はなく修士論文作成に専念します。
どちらかというと1年生の方が時間の都合がつけづらかったです。
税理士試験は毎年8月に試験が行われますので、直前期、5月から7月は追い込みの時期です。
そのころは大学院に通い始めたばかりでなかなかペースもつかめず、特に5月は法人の申告も多く仕事と大学院だけで精一杯でした。
2年生は、1年生でがんばっていれば修士論文作成とゼミだけになっているはずなので、比較的時間の都合はつけやすくなります。
それでも仕事はありますし論文は悩みながら進めるのでかなり時間がかかります。
おそらく論文作成だけで税理士試験の1科目分ぐらいの時間が必要だと思います。
論文作成と税理士試験1科目を同時にするとなると、税理士試験2科目分ぐらいの感覚でしょうか。
大学院の同級生の中には1年生の時に受ける授業を減らした上、受講している授業もさぼって税理士試験の勉強をして見事合格した要領のいい人もいます。
結局は人それぞれの状況次第で不可能ではないでしょうけど、仕事、大学院、税理士試験の同時並行はかなりきついです。
焦る気持ちもありますが大学院に通っている間は一旦税理士試験のことは忘れて大学院のことに集中するのがおすすめです。