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税理士試験受験生の奮闘記

2019.08.30

税理士試験受験生の奮闘記

第69回税理士試験(酒税法)

松岡会計事務所のKです。

先日、第69回税理士試験の酒税法を受験しました。

酒税法の受験生は少なくてご存じの方はほとんどいないと思いますので簡単に概要を。

酒税法の試験は、理論はだいたい2題ぐらいで配点は30点、計算は総合問題が1題で配点は70点です。時間配分は理論30-40分、計算は90-80分ぐらいでしょうか。

 

こんな酒税法の試験ですが、ほとんど満点をとらないと合格できないと言われています。

受験勉強としては他の科目よりもボリュームが少ない(予備校の講座も年明けからスタート!)ので楽ですが、特別難しい論点もないのでみんな差がつかないんですよね。

比較的簡単な年は、最終税額まで正解していないとアウトだという噂・・・。

勉強範囲であまり差がつかないので試験当日の運やケアレスミスの影響が大きくなります。

そのせいで他の税法科目は年数を重ねて努力するほど40%、60%、80%とだんだん合格確率があがっていくのに、酒税法は1年目も2年目以降もずっと60%の確率のまま、というイメージです。

運がよければすぐ受かるかもしれないけど悪ければずっと落ち続けるかも!?

でも去年は予備校の解答も割れた微妙な問題が出題されましたし、今年は計算のボリュームが多く難易度も高めだったため、実際にはみんながみんな全問正解するわけではない(はず)です。

そうするとやっぱり知識の定着と計算スピードが重要になってくるので地道な努力が一番ということでしょうね。

 

それと酒税法は受験者が少ないので合格人数は70名ぐらいです

他の科目よりもずいぶん少ないので、「10,000人のうちの1,000人になるより100人のうちの10人に入る方が難しそう」とよく言われます。

言われたらそんな気がしてきますが、私は「他の科目よりも本気で勉強している人が少ないから大丈夫」と考えるようにしています。

というのも試験の受験者は700名ぐらいなのに、予備校の公開模試の受験者は100名ぐらいなんです。

他の予備校の模試もありますが、少なく見積もっても半分ぐらいは公開模試も受けていないということになります。

実際試験当日も欠席者が多いし試験中2時間ずっと暇そうにしている人もちらほらいるので、本気で勉強している人の中での競争率は意外と低いんじゃないかと予想しています。

 

酒税法も科目としては有利不利がありますが、ボリュームが少ないのは間違いないです。仕事などで受験勉強の時間がとりにくい方は運試しに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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