経費にできる?できない?の境界線
皆さま、お久しぶりです。
松岡会計のSです。
寒さの厳しい日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
この時期になると、確定申告の準備を少しずつ始めている方も多いのではないでしょうか。
確定申告は、1年間の売上と経費をまとめて、正しい所得と税金を計算・申告する手続きです。
個人事業主やフリーランスの方にとっては、毎年避けて通れない大切な作業ですね。
私も、ここ最近はお客様との会話で、確定申告の話題が多くなり、確定申告の時期になろうとしていることを実感しています。
お客様とお話しをさせていただくなかで、確定申告に関するさまざまなご相談・ご質問をいただくことがあります。
その中でも特に多いご相談が、
「これは経費にしても良いのでしょうか?」というものです。
今回のブログでは、確定申告でよく悩みがちな「経費にできる?できない?の境界線」について、書かせていただきます。
ぜひ最後までお読みください。
そもそも「経費」とは?
経費とは簡単にいうと、事業の売上を上げるために直接必要だった支出のことです。
経費なのか、そうではないのかの判断ポイントは、
①その支出は仕事に関係しているか
②第三者(税務署)に説明できるか
この2つが重要になります。
「仕事でも使っているから」だけでは足りず、
どのように仕事に使っているのかを説明できるかが大切です。
下記では、2つの例について説明させていただきます。
① カフェ代・飲食代
仕事をする上で、カフェを利用する方は多いですよね。
【経費になりやすいケース】
• 取引先との打ち合わせ
• 仕事の企画や資料作成を目的とした利用
【NGになりやすいケース】
• 単なる休憩
• プライベートな友人との飲食
ポイントは、「誰と・何のために使ったのか」です。
レシートの裏や帳簿に、「〇〇社と打ち合わせ」「確定申告資料作成」など一言メモを残しておくだけで、説明力が大きく変わります。
② 自宅家賃・光熱費
自宅で仕事をしている場合、
• 家賃
• 電気代
• インターネット代
などを経費にしたいと考える方は多いですが、全額を経費にするのは危ないかもしれません。
自宅の家賃や光熱費を経費にするためには、仕事で使っている割合に応じて分ける「家事按分(かじあんぶん)」が必要になります。
ただ注意しないといけないのは、
• 根拠のない割合(なんとなく50%など)
• 毎年割合が大きく変わるケース
使用面積や使用時間など、自分なりの基準を決めて継続することが大切です。
最後に、グレーな支出を無理に経費にすると後から税務調査で否認され、
• 追加で税金を支払う
• 延滞税・加算税がかかる
といった可能性もあります。
もう少しで確定申告が始まりますので、このブログのことを頭の片隅で覚えといていただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
