第70回税理士試験 相続税法を受験して
こんにちは。
松岡会計のRです。
税理士試験を先月の19日に受験してきました。
今年も相続税を受験しましたが、今年から試験委員が変わったこともあり、
特に計算問題の難易度が急に高くなったと感じました。
問題を振り返ってみようと思います。
理論問題は
まず、未分割の場合の小規模宅地の特例の適用手続きについて。
これは理論テキストには書かれていなく、実務をやっている人ならかける問題でした。
私自身は実務で何度も経験していましたが、
理論テキストに書かれていること以外書くことは無いと思っていたので試験中に書くことはできませんでした。
続いて特別寄与料について。
最近改正された民法が早速登場しました。
最後はみなし贈与課税について。
こちらは難しい問題だったと思います。
続いて計算問題。
取引相場のない株式の評価方式の判定や、小規模宅地の適用判定がとても難しかったです。
簡単な土地の評価や上場株式の評価を間違えてしまったのでどのくらい響くのか心配です。
去年までの計算問題は比較的基礎的な問題が多く、今年の問題は悩む時間が多く時間が足りませんでした。
各専門学校から解答速報が発表されるのですが、難しいところを正解している一方
簡単なところのミスがあったりしました。
税理士試験は採点基準がブラックボックスで有名ですが、
基礎的なところをしっかり正解しつつ点数を伸ばせた人が合格できる印象があるので少し不安です。
専門学校が発表したボーダーラインにもあと少し届かず不安ではありますが、
12月の結果発表を待ちたいと思います。
今年の税理士試験の問題は以下のページで見ることができます。
気になる方はどうぞ!
https://www.nta.go.jp/taxes/zeirishi/zeirishishiken/shikenkekka/70/touanyoushi.htm