酒税法の評判
松岡会計事務所のKです。
私はもう30代後半ですが、会計システム会社からの転職のためこの業界に入ってまだ3年目です。転職する限りは絶対に税理士になる!と決意して入ったので、遅めのスタートながら若手に交じって税理士試験に挑戦中です。
税理士試験では簿記論、財務諸表論の2科目に合格しており、次は酒税法を受験します。酒税法といえば、税理士試験の立派な一科目ながら、お酒が題材で、かつ、勉強しないといけない量が他と比べて少ないという理由から、税理士受験生の間ではネタの科目、逃げの科目として有名です。よく言われる酒税法の評判は・・・
・実務では全く役に立たない
・酒税法なんて勉強したら税理士事務所に就職するときに不利になる
・合格しても恥ずかしい
・内容がおもしろくない
ちゃんとした試験科目なのになんて言われよう・・・。でも実際に税理士事務所で働きながら勉強していると、どれもそこまで気にしなくていいかなと思っています。それぞれについて私の感想を挙げてみます。
「実務では役に立たない」というのはけっこう大きいかもしれないですね。他の科目よりもボリュームが少ないとはいえ何百時間も勉強するわけなので、それが実務に役に立たないというのはもったいない気がします。所得税や法人税なら勉強したことが実務に直結するので、どうせ勉強するなら他の科目、となるのが普通だと思います。
ただ私の場合は転職してきて税理士受験のスタートが遅く、そもそも「普通」ができてなかったので、開き直って酒税法を選ぶことにしました!松岡会計でも酒税法だからといって非難されることはなく、暖かく応援してもらっています。
税理士試験の受験生の間ではこれは有利、不利など色々な噂が聞こえてきます。実際に多少の影響はあるにしろ、みんなそれぞれ状況が違うので気にし過ぎても仕方がないかなと思います。それよりも自分にあった体制を作る方が何倍も効果があるはずです。悩みはつきものですが自分の置かれた状況で最大限がんばっていきましょう!