簿記論に合格するには...
こんにちは! 松岡会計のOです。
最近はいっきに気温が下がって涼しくなりましたが、体調はいかがでしょうか。
2021年の税理士試験から早くも2ヶ月が経ち、来年に向けて勉強を再開されている方も多いのではないかと思います。
今回は、私が簿記論を勉強していた時の取り組みについて、少しご紹介したいと思います!
まず、簿記論は例年、以下のような問題構成で出題されることが多いです。
- 第1問 個別問題(25点)
- 第2問 個別問題(25点)
- 第3問 総合問題(50点)
私は、第3問の総合問題の勉強を重視していました!
理由は、第3問が一番安定して得点しやすいと考えていたからです。
個別問題は、その名の通り個別論点が問われるので、傾向はあるとしても問題用紙を開いてみないことには、何が出題されるか分かりません。
難しい問題や簡単な問題、また得意な分野や苦手な分野・・・など様々です。
なので、得点が伸ばせる可能性がある一方、大きく失点してしまう可能性もあるという事です。
一方で総合問題は、もちろん年によって出題内容や難易度に差はありますが、試算表を作成する問題が多く、比較的にそのバラつきが少ないように思います。
税理士試験は相対評価で合否が出ますが、難易度が高い時や低い時、いずれにしても総合問題で安定して得点できる方は有利なのではないでしょうか。
なので、私が簿記論を勉強していた頃は、総合問題は特別に高得点でなくてもいいので、安定して70%くらいは取れることを目標に勉強していました。
中でも、ほぼ毎回出題される論点は、確実にできるようにしておいた方が良いですね。
例えば、『有価証券』に関する問題はよく出てきますが、一個ミスすると、いろんなところに影響してしまい、結果大きく失点することになってしまう論点などは、要注意ですね。
このようなところを確実に正解すれば、ある程度安定した点数が確保できるのではないかと思います。
これから簿記論を勉強される方は、何か参考になることがあれば嬉しいです!