意外と当てはまるかもしれない税理士試験の受験資格
皆さんはじめまして!
先月、松岡会計事務所に入社しましたIと申します。
私はまだ入社して1ヵ月余りなのですが、早速ブログを書くことになりました。
定期的にブログを書いていきますので、皆さんどうぞよろしくお願いします
初めてのブログですので、最初にこれまでの経歴を少し紹介したいと思います。
・大学卒業後、信用金庫に就職し主に法人営業・融資業務を経験 (税理士試験受験を始める)
・小規模の税理士事務所(個人事務所)に転職
・先月、松岡会計事務所に転職
初回は、税理士試験受験の主な資格要件についてご紹介したいと思います。
(受験資格はたくさんあり、ほとんどの方が該当しないものもありますので、受験を考える方が満たすことが多いと思われる受験資格をピックアップしています。)
受験資格には大きく分けて「学識」「資格」「職歴」の3つがあります。
「学識」のうち主なもの
①大学、短大又は高等専門学校を卒業した者で、法律学又は経済学に属する科目を1科目以上履修した者
②大学3年次以上の学生で法律学又は経済学に属する科目を含め62単位以上を取得した者
③専修学校の専門課程(①修業年限が2年以上かつ②課程の修了に必要な総授業時数が1,700時間以上に限る。)を修了した者等で、法律学又は経済学に属する科目を1科目以上履修した者
等々
「資格」のうち主なもの
①日本商工会議所主催簿記検定試験1級合格者・・・日商簿記検定1級
②公益社団法人全国経理教育協会主催簿記能力検定 試験上級合格者(昭和58年度以降の合格者に限る。)・・・全経簿記検定上級
等々
「職歴」
以下の事務または業務に通算2年以上従事した者
①弁理士・司法書士・行政書士・社会保険労務士・不動産鑑定士の業務
②法人又は事業を営む個人の会計に関する事務
③税理士・弁護士・公認会計士等の業務の補助の事務
④税務官公署における事務又はその他の官公署における国税若しくは地方税に関する事務
⑤行政機関における会計検査等に関する事務
⑥銀行等における貸付け等に関する事務
私は「学識」の「①大学…を卒業した者で、法律学又は経済学に属する科目を1科目以上履修した者」を満たしていたため、初めての税理士試験の申込みする際には、卒業した大学で成績証明書を発行してもらい受験申込書に同封しました。
(法学部でも経済学部でもありませんでしたが、経済学入門?のような科目を履修していたため、それでも認められました。)
ちなみに、「職歴」の「⑥銀行等における貸付け等に関する事務」にも該当しており、初めての受験当時に勤務していた信用金庫に職歴証明書を発行してもらって受験資格を満たすことも出来ましたが、税理士試験を受験することを伝えるといずれ信用金庫を辞めようとしていることが勤務先にわかってしまうと考えて、この方法を選択しませんでした…。
こうやって受験資格を並べてみると、意外と多くの方が資格を満たしているのかなと改めて思いました。
今回の内容は、すでに税理士試験の受験を決めておられる方はご存じの内容だったかと思いますが、税理士試験にぼんやりと興味を持っている方などのご参考になれば嬉しく思います。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。