税理士を志望したきっかけは・・・
皆さん、こんにちは!
松岡会計事務所のIです。
入社して初めてのブログだった前回は、税理士試験の受験資格についてご紹介しましたが、今回は私が税理士業界を志望した理由について書かせていただきたいと思います。
最初のブログでもご紹介したのですが、私は大学を卒業してすぐに税理士業界に入ったわけではありませんでした。
卒業後、最初に就職したのは信用金庫で、そこで税理士の先生と一緒に仕事をする機会があり、税理士を目指すことを決めました。
私の実家は、家族+従業員数人という小さい会社を経営していて、税理士の先生が毎月のように訪問してきてくれていたこともあり、小さい頃から税理士の仕事は何となく知っていました。しかし、大学生で就職活動をしていた頃も税理士には全く興味はなく、まさか自分がこの業界で働くことになるとは全く考えていませんでした。
信用金庫では、主に事業性融資(法人や個人事業主に対する融資)を担当しており、その融資先を紹介してくれるということで、税理士の先生達とお付き合いをさせてもらっていました。
ある日、その中の1人の先生を訪問して話をしていたところ、「Iさん、このあと私の顧問先を順番に回りましょう!」という話になりました。
そして、連れて行ってもらった顧問先の1社で「(オーナーの)○○さん、融資を受けましょう。」とその先生が言ったところ、二つ返事でオーナーが「わかりました。」と答えました。
そこは飲食店で将来的に複数店舗を経営したいという計画がありましたが、開業時から借入を全くしていなかったため、新店舗出店などで借入が必要になった際に付き合っている銀行がある方が良いということもあり、その後実際に融資を実行することになりました。
連れて行ってくれた税理士の先生はその飲食店に訪問する約束をしていましたが、私が一緒に訪問するということは決まっていたことではありません。
オーナーからすると、税理士の先生と一緒に突然金融機関の担当者が訪問してきて、先生から「お金を借りよう!」と言われたわけですが、オーナーはそれに二つ返事で承諾の返事をしたということです。
その先生とオーナーの関係を見て、私は「(おそらく以前から借入をして銀行と付き合いをしておかないと、と話していたとは思いますが)税理士とはこんなにお客様に信頼していただける職業なんだ」と強く感じました。
その後も、税理士の先生が顧問先から信頼され、頼りにされている様子を何度も目にすることがあり、私も信頼され頼りにされる税理士になりたいと考え、税理士を目指すことを決めたのです。
税理士を目指すきっかけとなった先生とは、今でもたまに連絡を取り合う関係を続けていただいていますので、早く合格して先生に報告をしたいと思っています。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。