7年前の奮闘風景/受験時代の座右の銘
こんにちは、松岡会計事務所のFです。
令和2年度(第70回)税理士試験の申込受付が5月7日(木)から開始されましたね。
私は去年合格することができたので、10年以上振りに受験申込みをしない、というちょっと不思議な時間を過ごしています(笑)
ただ、新型コロナウイルスの影響により今回の受験がどうなるかまだはっきりしていないのは受験生にとって不安でしかないので、早い段階で実施か延期か中止かを決めて欲しいですね。
昔の写真を繰っていると、自宅の勉強机の写真が出てきました。
撮影日を見ると2013年となっていたので7年前のものです。(当時24歳)
この写真は大学を卒業して勉強に集中するため一人暮らしでフリーターしてた頃です。
机をよくみると、所得税法(TAC)・相続税法(TAC)・簿記論(ネットスクール)のテキストがあるので、三科目同時受験した年ですね。
カレンダーをみると6月なのでちょうどTACの全答練の時期。
この年に限りませんが、勉強優先の暮らしをしていたなあ・・・と他人事のように思います。
このときの一日の生活リズムは
06:30 〜 07:00 起床 朝食
07:00 〜 09:30 勉強(基本テキスト読みとトレーニング演習)
09:30 〜 16:30 アルバイト(当時は、税務とは関係のないホテル宴会場や、一般会社の雑用事務など)、昼休憩の隙間時間は理論暗記
16:30 〜 19:30 近所のカフェで理論暗記
19:30 〜 23:00 夕食・休憩・答練・入浴
23:00 就寝
みたいなサイクルの繰り返し。
写真の部屋は、地元に近い「岡山県津山市」というところに住んでいた時のものです。
映画館もなく、岡山市内へ繰り出すには1時間以上掛かる(電車は1時間に1本)とても田舎なところです。
そんな田舎な場所で、専門学校にも通えないので税理士試験の勉強は、TACの通信で税理士講座を受講していました。
当時使っていたパソコンは、たしか大学一回生のとき(2007年)に買った東芝のDynabook。いまは幻のWindows XPです(笑)
起動音・終了音を聞くとちょっと感動しますよね♪
♪ ♪ ♪
パソコンは机の目の前に置いていました。
そしてパソコンを閉じた前の壁には、当時、座右の銘にしていた言葉が掲げてありました。
この言葉は、勉強方法を本やネットでいろいろ調べていて、自分に響いたものです。
「セオリー通りを圧倒的」って、なんかいいですよね。結局、
●基本テキストを繰り返し読む。
●トレーニング問題・答練を繰り返し解く。
●そして理論を暗記して、忘れて、暗記する。
このくりかえしが合格のための近道なんですよね。
合格率約1割の試験。運の要素もありますが、10人中9人は落ちるので、まわりの9人がやりそうなことをしても合格には辿りつけません。
最後に、座右の銘とはちょっと違いますが、私の好きな谷川俊太郎さんの詩を載せておきます。
税理士試験受験生のみなさん、試験日まで頑張ってください。
『くりかえす』
くりかえしてこんなにもくりかえしくりかえして
こんなにこんなにくりかえしくりかえしくりかえして
くりかえしくりかえしつづけてこんなにもくりかえしてくりかえし
いくたびくりかえせばいいのかくりかえす言葉は死んでくりかえすものだけがくりかえし残るくりかえし
そのくりかえしのくりかえしをくりかえすたび
陽はのぼり陽は沈みそのくりかえしにくりかえす日々
くりかえし米を煮てくりかえしむかえるその朝のくりかえしにいつか夜のくるこのくりかえしよ