図書館を調べる
現在大学院の2年生で、修士論文を作成しています。
修士論文は自分の意見だけではなく、税法や民法を研究されている学者の方の文献をベースに書いていきます。
論文に使うような文献には、本として出版されているものや、税務弘報や税研のように定期的に発行される専門の雑誌に掲載されるものがあって、一般的に学術書と呼ばれます。
この学術書を山のように集めることになるのですが、1冊5,000円以上するような本ばかりなので全部買っていくわけにはいかないので、ほとんどの文献は図書館で借りることになります。
「図書館」といっても種類があって使い分けが必要で、知らなかったことがいろいろありました。
(1)公共図書館
都道府県や市町村が設置している図書館で、住民ならだれでも借りることができます。
図書館といえばこの図書館をイメージされる方が多いと思います。
一般向けの図書館で近所にあることが多く行きやすいのですが、学術書はあまりありません。
(2)大学図書館
各大学が設置している図書館で、基本的にはその大学の学生が利用します。
蔵書が多く学術書も多いので一番重要です。
何度も行くことになるので所属の大学が遠い場合は大変。。。
(3)国会図書館
国立の図書館で東京と京都にあり、日本の本は全てあると言われるぐらい多くの本が所蔵されています。
京都の関西館は学術書が多いのですが、アクセスが悪く、貸出もしていないのであまり行くことはありません。
文献の必要な部分だけコピーして送ってもらえるサービスがあるので、大学の図書館ではどうしても見られない文献を集めるときなどにお世話になります。
図書館の種類は大きく分けて3種類ですが、目的の本がどの図書館あるかなど、調べ、手続きして手に入れるまで、文献を集めるだけでも面倒で時間がかかります。
でも図書館をうまく活用すればどんな本でも読むことができそうです。
気になる本があれば図書館で探してみるのはいかがでしょうか。