コロナは明けたが、、、

どうも、新人のFです!
最近は寒さも厳しくなりましたが、みなさんはどうお過ごしでしょうか?
私は低血圧なので、朝方は寝起きが良くありませんが、それでも、ジムに行って身体を動かした次の日はいつもよりすっきり起きられるので、適度な運動はやはり大事なことと改めて実感しています。
さて今日は昨今の飲食店の状況についてお話しさせていただきます。
私自身、飲食店を営んでおられるお客様も多く、日々事業の状況をお話しさせていただいておりますが、一言で言いますとコロナ禍よりしんどいというのが今の状況です。
その理由は大きく3つあります。
一つは、コロナ禍で借り入れた融資の返済による負担です。借入の返済は支払利子を除き、経費にはなりませんので、返済による資金の圧迫もそうですが、手元に残った金額に対して所得税や法人税がいつもより高くなる(借入を返済する前の所得に課税されるため)というのが大きな負担となっているでしょう。
次に、物価の高騰があげられます。様々なものが値上がりしている昨今、私が驚いたのは食肉の値上がりです。焼肉屋を経営している社長の話によると、牛肉のハラミとタンの値上がりは激しいとのことで、驚くべきはその理由になります。いままではハラミやタンは日本以外の国ではあまり食べられていなかったそうで、そのためアメリカ産やオーストラリア産のハラミやタンは比較的安価で仕入れられていたようですが、ここ最近、世界的にハラミやタンの需要が急増しており、日本への出荷数が劇的に減っているそうです。他の食品にも言えることではないでしょうか。
最後に、国民の賃金水準が物価高に追い付いていないことが最大の原因でしょう。先ほどのとおり、そもそもの仕入金額が上がるということはおのずと売価が上がるということなので、それに消費者がついてきてくれるのかというのが最も大きな問題となりますが、現状ではとても厳しい状況になっております。
以上のことから、世の中の飲食店を経営されている方々は正直とても苦しい立場にあると思われますが、最大限お客様の気持ちに寄り添い、税務的な面からサポートできるように今後も努力していきたいと考えております。